ホットクックを持っているのに、使いこなせずに、置きっぱなしにしている⋯という方は多いです。ホットクックは材料をセットして、ボタンひとつで自動調理ができます。
忙しい日でも簡単においしい料理が作れるため、眠らせていてはもったいないです。我が家は、毎日ホットクックで平日の夕食を作っています。
- ホットクックを使いこなせない原因
- ホットクックを使いこなすコツ4選
- ホットクックのメリットとデメリット
- ホットクックのおすすめ機能
ホットクックを使いこなせば、毎日の食事作りが楽になります。ぜひ最後まで読んで、ホットクックを毎日の生活に取り入れてください。
【買って後悔】ホットクックを使いこなせないのはなぜ?
「ホットクックは便利そう!」と期待して購入したのに、一度しか使わず収納スペースを占領している方は多いです。ホットクックを使いこなせない原因について見てみましょう。
- 大きくて使うのが面倒くさい
- 作るメニューが思いつかない
- 調理時間が長い
使いこなすためには、ホットクックを生活の中に取り入れることが大事です!
ホットクックを生活の中に取り入れるために、私が意識したことは以下のとおりです。
- 夕食の料理にかかる時間をゼロにする
- 帰宅後はすぐに食べられるようにする(子どものぐずり対策)
- 2週間のメニューを固定化する
我が家の場合、朝はホットクックの内鍋にカットした材料と調味料を入れます。帰宅後にホットクックをセットして、ボタンを押せばいいだけです。
夕食の準備は材料をカットするだけです!
我が家では、2週間のメニューを固定化しました。献立を考える手間が省けて、毎日ホットクックで夕食を作る習慣ができました。
ホットクックは「ほったらかし調理ができて便利」と分かっていても、習慣を変えるのは難しいものです。実際にホットクックを4年使ってきた私が、誰でも簡単に生活に取り入れるコツをご紹介します。
夕食作りにホットクックを取り入れる方法
ホットクックを生活に取り入れるために、夕食作りから取り組んでみましょう。ホットクックで夕食を作ると、調理時間をゼロにできます。
予約調理を使えば、帰宅後すぐに食べられるので、お腹を空かせた子どもを待たせることもありません。夕食作りにホットクックを取り入れるための、具体的な活用方法をご紹介します。
ホットクックを使う習慣を身に付けましょう!
さまざまなメニューに挑戦する
ホットクックで作る料理はおいしいですが、人によって味の好みが分かれます。ネットで公開されているさまざまなメニューに挑戦して、お気に入りの味を探しましょう。
我が家の定番メニューはこちらです。
- カレー
- 豚キムチ
- 肉じゃが
- スペアリブ煮込み
- ミートソース
- 鶏と大根の煮物
メニューが思いつかない場合は、シャープ公式のレシピサイト「COCORO KITCHEN」で検索してみてください。人気ランキングや季節のメニュー、新着レシピなどが豊富で作りたいレシピが見つかります。
ローストビーフのように、特別な日のための料理もホットクックで作れます。低温調理でしっとりやわらかく仕上がるので、おもてなし料理にも大活躍です。
バナナとホットケーキミックスで作ったバナナケーキは、子どもに大人気でした!
さまざまなメニューに挑戦すると、お気に入りの味に出会えます。
毎日のみそ汁やスープを作る
ホットクックを使いこなすためには、毎日稼働させることが大切です。毎日のみそ汁やスープをホットクックで作ることで、自然とホットクックを日常的に活用できます。
「みそ汁やスープなら、お鍋で作るほうが簡単じゃない?」と思われるかもしれません。ホットクックで、みそ汁を作るメリットをご紹介します。
- 最初にだしを取る必要がない
- 火加減を調整する手間がない
- みそを溶かさなくて良い
- 具材を入れたらボタンひとつで完成する
- 保温もできて温め直しの必要がない
ホットクックでみそ汁を作ると、手間がかからずやめられません!
ホットクックで作りたいメニューが見つからない場合は、毎日のみそ汁やスープをホットクックで作ってみましょう。毎日使う習慣が自然と身に付きます。
野菜を茹でたり蒸したりする
ホットクックで野菜を茹でたり、蒸したりすると「おいしい!」と家族からも好評です。食材から出た水分で調理するので、栄養素が損なわれず、素材本来の味を楽しめます。
にんじんはとても甘くて感動しました!
大きめに切ったじゃがいもや、さつまいもなど根菜類もしっかり火が通りホクホクです。素材の旨味を感じられて、何もつけずそのまま食べても美味しいです。
キャベツなどの葉物類は、蒸すとカサが減りたっぷり食べられます。さまざまな野菜を茹でたり、蒸したりして楽しんでみてください。
パスタに挑戦する
ホットクックを使うと、パスタとソースを別々に調理する必要がありません。内鍋に乾麺パスタや具材、調味料を全部入れてスイッチを押すだけです。できあがりを待っている間は、ほったらかしでおいしいパスタが完成します。
我が家のおすすめはナポリタンです。乾麺のパスタを半分に折って入れるので、フォークに絡めて食べやすくなります。
ナポリタンは子どもが大好き!
ピーマンや玉ねぎは炒めるより、ホットクックで作るとじっくり火が通り、甘みが増しておいしいです。ホットクックの調理開始から、約20分ほったらかしで完成するため、忙しい日のお助けメニューとなります。
今さら聞けないホットクックのメリットとデメリット
今さら聞けない、ホットクックのメリットとデメリットをご紹介します。ホットクックを使いこなせていない方も、生活に取り入れるための参考にしてください。
メリット①調理中に他のことができる
食材と調味料を内鍋に入れてスイッチを押せば、あとはホットックにお任せです。
火加減の調整や混ぜる必要がなく、吹きこぼれる心配もありません。食材をかき混ぜる「まぜ技ユニット」のおかげで、自動で調理が完了するためです。
我が家ではホットクックの調理中に、2品目の食材の下ごしらえや家事を進めています。
調理中は子どもとお風呂に入ることもあります!
調理中は自由な時間です。休憩したり、子どもとの時間を楽しんだり、毎日の時間を有意義に使いましょう。
メリット②予約調理ですぐに食べられる
ホットクックには「予約調理機能」があり、できあがり時間をセットしておけば、帰宅後すぐに食べられます。食材の衛生面に配慮しながら、最大15時間の予約調理が可能です。予約調理の活用法は次のとおりです。
- 夜ご飯:外出前に予約
- 朝食:前夜に予約
- お弁当:前夜に予約
予約調理対応メニューは、カレーやシチューなどの煮込み料理やスープが中心です。機種によって対応メニューは異なりますが、KN-HW24Gでは79種類の予約調理レシピを楽しめます。
おでんの大根は、食べる頃に味がしっかり染み込んでいました!
予約調理機能を使えば、時間に余裕が生まれるので帰宅後に慌てずに済みます。ホットクックの予約調理機能を使って、家事全体を効率化しましょう。
メリット③料理のレパートリーが増える
ホットクックは、煮るや炒めるといった基本的な調理だけでなく、お菓子やパン作りなど、幅広い調理に対応しています。普段は作らない料理も手軽に挑戦できるので、料理のレパートリーが増えます。主な調理例は以下のとおりです。
- めん調理
- 2段同時調理
- 蒸し料理
- パン
- お菓子
- 低温調理
- 発酵
例えば、お魚と豚汁を同時に調理できる2段同時調理機能を使うと、洗いものを減らしながら時短にもなります。グリルを使わずにお魚を調理できるので、後片付けもラクラクです。
普段作らないような料理も、ホットクックなら簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてください。
デメリット①大きくて場所を取る
ホットクックは大きくて置き場所に困り、使わなくなった人も多いです。炊飯器と比較してひと回り大きく、キッチンが狭いご家庭では悩みのタネとなります。
キッチンカウンターの上を占領したり、収納場所に困ったり…悩みはさまざまです。使いこなしている方の置き場所を参考にして、ホットクックを選ぶと快適に使えます。具体的な置き場所は以下のとおりです。
- コンロの上に台を設置
- キャスター付きワゴン
- 調理台の上
- スライドテーブル
- ダイニング
- リビング
- 食器棚
- カップボード
我が家では、キャスター付きワゴンに収納しているので自由自在に移動ができます。ホットクックは重量があるため、調理スペースに常設できる場所があると、移動の手間が省けて便利です。
ホットクックは火を使わない「自動調理なべ」のため、キッチンに置く必要はありません。キッチンに置き場所がない場合は、リビングやダイニングなどの場所を検討しましょう。
使いこなしている方の置き場所を参考にして、最適な場所を見つけてください。
置き場所の工夫をすると、大きくても快適に使い続けられます。
デメリット②加熱時間が長い
ホットクックはコンロと比較して、調理に時間がかかるという点もデメリットです。
調理開始後は食材全体を均一な温度にするために、予熱という時間が必要になります。この予熱時間が、調理時間を長くする理由のひとつです。調理するまでの流れは以下のとおりです。
- 具材や調味料を入れて調理を開始する
- 食材が一定の温度に達するまで温める(←ここで10分前後かかる)
- 温まったら実際の調理を開始する
ホットクックの調理時間は、予熱時間が含まれています。調理開始前に全体の時間を把握しておくと、他の家事とのスケジュール調整がしやすいです。
加熱中はキッチンを離れて、他の家事をできる点がホットクックの魅力です。調理時間は長いですが、調理中の時間をうまく活用しましょう。
加熱中も他の家事ができるから、家事全体の時間を短縮できます!
進化がすごい!おすすめのホットクックの機能を3つ紹介
ホットクックの進化は2020年以降、驚くべきスピードで進んでいます。ホットクックのおすすめ機能を3つご紹介します。
内鍋のフッ素コートが最高!(2020年)
2020年以降のホットクックモデルでは、内鍋がフッ素コートになり、焦げ付きにくくなりました。従来のステンレス製に比べ、カレーやシチューなどのこびりつきやすい料理も、洗いやすくなっています。
我が家では2020年製のホットクックを使用していますが、フッ素コートのおかげで、カレーやシチューなど、スポンジで軽く洗うだけで汚れが落ちます。
購入する際には、お手入れが簡単なフッ素コートを選びましょう。
つぶす機能が追加!(2021年)
2021年以降のホットクックは、「まぜ技ユニット」で食材を自動でつぶせるようになり、調理が楽になりました。従来のように茹でた食材を、別の容器に移してつぶす手間が省けます。
ポテトサラダを作る場合、じゃがいもを茹でる→水気を切る→フォークでつぶすという工程があり意外に面倒です。ホットクックを使えば、ボタンひとつで「茹でる・つぶす」の手間が省けて、あっという間にポテトサラダが完成します。
ホットクックを使えば、ポテトサラダのような食材をつぶす必要がある料理も、手間なく簡単に作れます。
ホットクックを使うようになって、ポテトサラダを作る機会が増えました!
調理時間が短縮!(2024年)
2024年モデルのホットクックは、かき混ぜるための「まぜ技ユニット」の構造が改良されて、調理時間が最大30%短縮されました。
従来のモデルは、食材が柔らかい状態でかき混ぜをしていたので、熱が食材全体に伝わるまでに時間がかかっていました。2024年モデルは、食材の硬い状態でかき混ぜられ、熱が均一に伝わりやすく、調理時間の短縮につながっています。
2024年モデルの1.6Lタイプの場合、麻婆なすの調理時間が従来の機種より、約7分短縮されました。新搭載された「パパッとおかず」メニューは、4人分の料理が15〜20分で完成します。
エビチリやチンジャオロースなど、主菜を中心にメニューは30種類あります。主なメニューは以下のとおりです。
- エビチリ
- チンジャオロース
- ホイコーロー
- 八宝菜
- 貝柱とブロッコリーの炒めもの
- チャプチェ
- 麻婆なす
下ごしらえから完成まで30分で1品完成します。忙しい日の夕食作りにぴったりです。
帰宅後は時間がないから、パパッと作れるメニューは助かるね!
ホットクックは使いこなすと手放せない便利家電!
この記事では、ホットクックの使いこなし方のコツをご紹介しました。使いこなすためには、毎日ホットクックを稼働させることが大切です。
まずは夕食作りから取り入れてみましょう。夕食で取り入れる方法は以下のとおりです。
- さまざまなメニューに挑戦する
- 毎日のみそ汁やスープを作る
- 野菜を蒸したり、茹でたりする
- パスタを作る
定番料理やおやつなど、さまざまな料理に挑戦すると、お気に入りのメニューが見つかります。メニューが見つからないという方は、毎日のみそ汁をホットクックで作る習慣を身に付けると活用しやすくなります。
ぜひ自分の生活スタイルに合わせて、ホットクックを取り入れてみてください。毎日使うことで、徐々に使いこなせてきたと感じらるはずです。
STEPごとに内容を確認したい方はこちらから確認してみてくださいね↓