一般的に夫婦で資産形成するメリットは何でしょうか?
- 2人暮らしになっても支出は2倍にならない
- 共働きすれば収入は2倍になる
- 貯蓄・投資に回せる金額がふえる
では、それぞれ詳しくみていきます。
メリット1. 2人暮らしになっても支出は2倍にならない
例えば家賃で考えてみてください。
- 1人暮らし:1LDK
- 2人暮らし:2LDK
へ引っ越しするとしましょう。
この場合、単純に計算しても家賃5万円が10万円になることはありませんよね!?
家賃などの固定費が2倍になることはないです!
私たちの場合、夫が1人暮らししていたときの家賃+1.5万円で住むことができています。
食費や日用生活品・光熱費など変動費の支出に関しても、同じように考えることができます!
そして支出に関しては「倹約」が重要になってきます。
自分たちがお金を払う必要のないところに、払わない仕組みを作ることが大事です。
私たちはとくに固定費の削減を重点的に行いました!
固定費を一定の水準までグッと安く抑えれば、自然とお金が貯まっていく流れを作り出すことができます!
倹約って言うとなんだか楽しくなさそうだな…
大丈夫!倹約はしているけど美味しいものはたくさん食べていますよ!笑
生活の満足度を大きく下げずに「倹約」はできます!!
家計見直しは夫婦で資産形成を目指す上でとても重要です。
気になる方は【STEP3】夫婦で家計見直しをしようをご参照ください。
メリット2. 共働きすれば収入は2倍になる
私たち夫婦は結婚してから共働きを続けています。
共働き世帯は増えており、今では専業主婦世帯の2倍以上になっています。
1990年代には共働き世帯が専業主婦世代を上回り、2021年時点では倍以上の1,247万世帯あります。
3世帯のうち2世帯は「共働き」ということになります。
「共働き」がスタンダードな時代なんだな!
【メリット1】でも話しましたが、2人暮らしでも支出が2倍になることはありません。
つまり、支出よりも多く稼げば自然とお金が貯まるようになります。
共働きはより「お金が貯まる環境」なんです!!
とはいえ、家庭の事情で「共働きは無理です!」という人もいるでしょうし、
共働きで稼いでいるから余裕がある!と思っていると使いすぎてしまい「お金がない!」「貯金できない!」人もいるので注意が必要です。
収入を増やす手段は、共働き以外にもあります。
- 転職
- 副業
などが代表的な手段になりますね。
リスクを抑えて収入を増やしたい人には「副業」がおすすめです!
以前よりも会社員が副業をはじめることはハードルが低くなっています。
- 新しいことに挑戦するのが楽しい
- 価値観や交友関係を広めることができる
- 本業以外の収入が得られる安心感がある
副業は働き方を考えるいいきっかけになります。
悩んでいる方はぜひ挑戦してみましょう!
副業に関して詳しく知りたい方は【STEP5】夫婦で稼ぐ力を身につけようをご覧くださいね。
メリット3. 貯蓄・投資に回せるお金がふえる
【メリット1】【メリット2】のように収入をふやして支出を抑えるようになると、自然とお金が貯まるようになります。
まずは急に収入が途絶えたとしても問題がないように半年から1年分の生活費を現金で貯めましょう。
半年分の生活費を確保したら、それ以外の現金を投資に回してお金をふやしましょう!
まずはつみたてNISAのフル活用を目指しましょう!
投資には縁がないと思っていた私たちでも、今や資産の半分以上は株式で保有していますし、現在でも複利の力で資産が増えています!
そして投資をはじめたことで色んな目標もできました。
詳細は以下をご覧ください。
関連記事>>サイドFIREを目指す「理由」と「資産目標」
こんなに行動できたのは夫婦で資産形成をはじめて、「お金」の大切さに気づいたからです。
だからこそみなさんには「夫婦で資産形成」を強くすすめます!
しかし夫婦で資産形成することには、デメリットも存在します。
デメリットはこちらの2点になります。
- 話し合いに時間がかかる
- 考えることが多い(いつまで共働き?子供が生まれたら?)
詳しくみていきましょう!!
デメリット1. 話し合いに時間がかかる
間違いなく1番のデメリットとして挙げられることは、夫婦の価値観を擦り合わせるためには「時間がかかる」ということです。
私たちも結婚してから今まで5年以上かけて会話を重ねてきています。
この価値観の擦り合わせが大変だからといって1人で考えてしまったり、話し合うことを先延ばしにしてしまったりしてはいけません!
お互いの意見や価値観を知らずに過ごしていても「お金」や「信頼」は貯まりません。
時間がかかっても夫婦で資産形成したいなら「価値観の擦り合わせ」は必須です!!
「夫婦の価値観」という軸ができれば資産形成へ突き進むことができますよ。
デメリット2. 考えることが多い
夫婦で資産形成している私たちですが、想像している以上に「考えること」が多いと感じています。
- 何歳まで働くのか、転職はするのか
- 住む場所や家・車などをどうするのか
- 子供はいつほしいか、何人ほしいか、教育資金はどうするのか
- 老後はどのように暮らしたいか、老後資金をどう確保するのか
- 趣味など個人的な活動の頻度はどれくらいほしいのか
このように思いつくだけ挙げてもキリがありません…!
ここまで話の幅が広くなると、「何を」「どこまで」話し合えばいいのか難しく感じますよね。
わかります。果てしない作業になるのではないかと感じました。
ここに関してはしっかり話し合ったことをまとめる、なんらかの形に残すという作業をしていく必要があると思います。
すぐ振りかえられるようにするのがいいんだな!
これらのデメリットを解決するため、STEP2で「夫婦の価値観を擦り合わせる」作業を行なっていきましょう。
次のステップへすすむ>>【STEP2】夫婦の価値観を擦り合わせよう
STEPごとに内容を確認したい方はこちらから確認してみてくださいね↓